2024年4月1日 LIVE HOUSE 吉祥寺 曼荼羅にてウェールズのシンガーソングライターである、Meinir Gwilym(メイニール・グウィリム)さんのLIVEに伺いました。
結論から言わせて頂くと、私は極めて稀な種々の体験をさせて頂きました。
何とも表現し難いのですが、今日という日が本当に存在していたか、していなかったか分からなくなる程の体感時間であり、1~3ステージと私の集中力は途切れる事はなく、あえて表現させて頂くならば「魔法」が確かにMeinir Gwilymさんにありました。
何故なのか、熟考させて頂きましたがウェールズ語という言語が背負っている歴史が起因していると考え、それと共に音楽にも、ステージにも、場の全てにウェールズの歴史が深く刻みこまれているように私は感じました。
そして、言語が持つ発音特性のリズムの移り変わりと共に、アコースティックギターも同化し奏でられているように感じ、今でもウェールズについての歴史を勉強すればするほど魅了され続ける私が存在しております。
ウェールズ語は英語とは全く違う文法であり、形容詞と名詞の位置が逆のようです。
例えば大きな枠で表現させて頂くならば英語ではpretty cat(形容詞から名詞)となる順番がウェールズ語だとcat pretty(名詞から形容詞)という順番になる所があるようです。
歌を聴いていて歌詞に着眼させて頂いた際に、直接的に解釈が不能なところが巡り巡って、Meinir Gwilymさん自身の本質的な魅力が映し出されている様に感じ、更にスポットライトがあたる感覚になりました。
現在までの人生での時と対面してきた中で、有意義か有意義ではないのかどうかの価値基準や前提が覆りました。これからも覆り続けられるよう、感受性を研鑽してまいります。
(2024年4月5日)
Meinir Gwilymさんの「日本語でのお名前の読み方(カタカナ)」の出典元はこちらのサイト様となります。
https://ainochikara.com/?Meinir%20Gwilym
Meinir Gwilymさんの、「日本語」での情報がないと言わせて頂いても過言では無い中、知的情報、歴史的背景、音源や、現在に至るまでの事象がとても詳細に分かりやすく学べます。
遅ればせながら、大変恐縮ですが心から助かりました。ありがとうございました。
お手隙の際にサイト様にお立ち寄り頂けましたら心から幸いと存じます。
(2024年5月15日、更新)